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岩手県八幡平市への訪問研修レポート②

2020年02月24日

カイハウスクラブ登録料理教室主宰者が訪問した岩手県八幡平市。第1日目の後半をご紹介します。


稲作よりも蕎麦作りが定着

3か所目として訪問したのは安比舞茸と同じ田ノ代地域の事業者「農業組合法人わんだい高原農場」。

「夏の季節風(やませ)の影響で、この地域(八幡平市田ノ沢エリア)は、米作りよりも蕎麦を作る地域でした。」と、お話しくださったのは、同法人の小笠原さん。稲作は、戦後の品種改良で米自体が冷涼な気候に耐えることができるようになってから定着したとの事です。


-蕎麦の実は、虫や雑菌がつきやすい事から、わんだい高原農場は歩留まりが悪くなっても丁寧な作業を心掛ける。

今回は、時間の都合で圃場の「わんだい高原」を訪れることはできませんでした。代わりに、作業工程を詳しく聞く事でができました。すでにこちらの蕎麦(の実)を使用していた先生達からは、今回の小笠原さんの丁寧な作業を聞いて、「食べやすさ」について納得する事が多く、「そういう点はもっと伝えた方が良いのでは?」という感想もありました。

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